仕事に忙殺されてあまり進捗が出せないまま二週間がすぎた。
実は前回の写真に出てきたロットエンドは片方が逆ネジになっておりそのままでは使えないことがわかった。
したがって新たにAmazonから使えそうなものを探してきて作り直す必要があったのだ。
発注して部品が来るのに3日、それから寸法を考慮して再設計に1日、印刷に1日は必要だった。
それを土日に挟んで行ったので二週間かかってしまった。
とりあえず現状を記録しておく。
大変汚い汚部屋をさらすのはとてもつらいものがあるが目をつぶっていただきたい。
ここで考えてたのは、前タイヤの取り付けユニットを上下に動かせるようにしておくことで様々なタイヤに対応できるようにすること。
ただ、そのためのフレームワークをどうしようか悩んでいた。
おそらく上フレームにぶつかると思っていたが今日あてがってみた結果大丈夫そうだったので綺麗に収まった。
しかしここで使用しているタイヤは今後変更する可能性が高い。
何せママチャリのタイヤなので転がり抵抗などあまり考慮されていない。
とりあえず走る形になったらお金をためて競技用のタイヤに買い替えるつもりだ。
競技用のタイヤの場合タイヤ径が大きくなる予想なのでその際は縦フレームを延長して固定方法も考える。
もしかしたら横にもう一本追加して終わりの話かもしれない。
ここまで来るとタイヤで三点自立しているので車輌としての形が整った。
このタイヤ取付機構ではキャスター角とキャンバー角を調整できるようにしたかったのだがキャスター角についてはリニアに変化させることが難しかったため、今のところ0度である。
キャスター角を変えるためにはフレームの取付部でロッドエンドを固定している穴の位置を作り直したものを印刷して複数所持しておく必要がある。
強度を保つために仕方なかった。
キャンバー角についてはロッドエンドの突出量をネジを回すことでリニアに変化させることが可能とした。
もともとの案としてそれがあったので実現させること自体はできると思っていたが、これで本当に実走した際に強度的に大丈夫かどうかは不明。
取り合えず完成後に走ってみて壊れたらJLCPCBでメタル3Dプリントをしてくれているのでそこに依頼しようと思う。
もしくは充填率を上げて作り直してもいい。(現在20%、スカスカでヤバい)
これからやるのは前タイヤのリンク機構を作ることだ。
アッカーマン機構として必要な設計はリンク部のとりつけ位置を決めること。
私はパワポ職人なので概要を作ってみた。
このように後ろタイヤの中心から前タイヤの回転軸中心を一直線につないだ位置にリンクを付けてやる必要がある。
すると回転軸間距離とリンクロッドの長さに不整合が起こるので内輪差をうまく吸収してくれる。
下図では当初リンクロッドを取り付ける方法についてのアイディアスケッチになる。
一番上のロッドがリンクロッドでタイヤ取付ユニットに対してL字アングルのように伸びているのが取付機構となる。
あまりにも貧弱な形状過ぎて走行抵抗を受け止めきれる気がしないし操舵を切った瞬間にひしゃげて終わってしまうだろう。
下の写真が取付部を上から見たものになる。
あまりにも取り付く島がない。
下の写真でタイヤ軸受けの上隅に二つ穴が開いているのが分かると思う。
ここに別体のユニットとして取り付ける。
一応穴は貫通穴になっておりφ3mmである。
ハンバーガーした方がいいのは分かっていたができれば直交した向きに穴が開いている方がよかった気もする。
作り直す気力がないのでとりあえずこのままの穴を利用して作る。
現在考えているのが下図のような形状のものである。
印刷方向を考慮して逆さまになっているがこれを軸受けの横からスポッとはめ込んで両サイドからねじ止めして固定。
左右で同じAssyを使いまわせるように穴位置は中心から両サイドに開けてある。
これを更新しているのが現在深夜2時くらいなので今から3Dプリンターを動かすのは近隣住民に対する宣戦布告になってしまうためあまりやりたくない。
以上、とりあえず現状の進捗をまとめてみた。
下記初めで何も進捗なかったみたいなことを言っておきながらかなり進捗あるじゃんと思われたかもしれないがここで使った図などは作り始めた際に同時に構想を練りながら作成したものである。
実際にはパワーポイントに設計した情報の詳細があるのだが全く一般公開していないことに今気づいたので色々と記事に盛り込んで進捗あります風を装っているだけです。
とりあえず現状はこんな感じです。
また来週進捗出せてたら記事書きます。
ではまた。