今回は車両として完成するための残りの部分を作成していきます。
前回まででとりあえずフロントタイヤの取付ユニットとハンドルがひとまず形になったため、残りはブレーキを二系統取り付けてモーターマウントが出来上がれば車両として走る、曲がる、止まるができる状態になります。
そこまでいけば後は走らせながらトライアルアンドエラーを繰り返して車両の完成度を上げるだけです。
それでは作成物を見ていきます。
上記画像は一次試作のものですが、厚みが足りずふにゃふにゃしていました。
おそらくこれでは駆動時のモータートルクを受けてひしゃげてしまうでしょう。
厚さ10mmでしたがまだ取付軸に余裕があったので+5mm厚さを足しています。
また、ローターの半径が大体70mmくらいあって片持ちだとかなり長くなってしまうのも問題でした
因みにモーターはミツバモーターで特注品です。
数十万円しました。(サーキットブレーカー、モータードライバ込み)
ゆくゆくはモータードライバは自作してみたいと考えていますがあまりにも時間がかかりすぎるのでまずは競技用のものを一式導入する予定です。
上記画像は二次試作モーターマウントです。
このモーターマウントではフレームとの固定を強固にすることとモーターのトルクでねじ曲がらないように強度を確保してあります。
取付板の厚みを15mm確保し、モーターのローターぎりぎりまでマウント部の厚みを詰めています。
ひとまずこの状態で実用に耐えるか検討していこうと思います。
上記はVブレーキ取り付けユニットです。
Vブレーキは取付に関してはそこまで複雑な要素はありません。
ただ、回転防止のためのピンが立っているのですがこれがとても小さいため、PLAではトルクに耐えれるかどうかが不安です。
また、ブレーキの取付軸もパッドを押し付ける力に対してねじれモーメントがかかるのでその負荷に耐える必要もあります。
従って上記画像の構造では強度不足かもしれないため、一度組み上げたのちに強度テストを行う必要があるでしょう。
とは言えとりあえずすべてが組みあがった後に改善をしていく予定です。
ここまでで大体のパーツが出来上がりました。
後はすべてを組付けてどうなるか検証スタート、と思っていましたが。。。
バッテリーの取付場所も確保必要ですし、モータードライバも取付しなきゃいけないですね。
また、ハンドルにブレーキユニットも付けなければいけないしブレーキワイヤーも取り回しが悪いと効きが悪くなったりするのでそんなすぐじゃないですね。
ちょっと走り書き過ぎてヤバいですね。
あとで文章校正します。