初期1では電気回路について触れたが、ここでは機械的な話しをしたい。
まずどうやって出力軸の回転をタイヤに伝えるか、この課題について1年くらい悩んでいたのでそれを話すことにする。
まず、初期段階ではウィンドウモータを使っていたが、そのモータの出力軸はとても特殊な形状になっており、普通の丸い形状になっていなかった。
また、突出も少なく引っ掛けるにしてもなかなか難しかった。
「これどうするよ~(;^ω^)」というのを1年続けていたのは正直無駄だったなと今でも思うが、とりあえず「俺の答えはこれや!」と叫んで以下のようなものを作った。
何ともメカメカしい見た目でかっこいいですね!
こんなに複雑だと出力軸のトルクに負けてどこかがへしゃげてしまいそうだ。
そう、へしゃげたのである。
というか注目ポイントはいくつかある。
このフランジらしきもの。
これは実は建築用の手すりの鉄パイプを受けるやつなのだ(爆笑)
フランジでもなんでもねぇ~(笑)
そしてこの意味不明な軸を受けている1㎜のアルミ板、これ一個で重さ20㎏くらいの車両+60㎏くらいの人間が乗った自転車を動かす力を支えるというのだ。
そしてこの間にあるうすーい板、これも1㎜のアルミ板。
これがフランジ(笑)を抜けないように押さえつけている板になる。
それと、回転軸を保持する役目も持っている。
一応こんなでもタイヤをから回しする程度はできたが私が乗った時はもうダメダメで速攻壊れた。
これに1年かけたのかと思うと悲しくなってくるが、できるだけお金をかけず、加工精度の必要な円形の部材を流用品で探してきて何とか形にした姿がこれだった。
これも初期1に書いたように、考えるだけでは物は出来上がらない、手を動かさなければならない、という精神でやったものだ。
結果的には次につながったので完全な無駄なんかなかったということになる。
無駄にするのも、有効にするのも、結局その後の自分の行動次第できまる。
ここから改良を入れてウィンドウモータ駆動の第二弾があるのだが、それは次回書くことにする。
以上、長文駄文失礼。