今年の6月ごろはエコデンレースの申し込みがあるはずと思って何度か検索をかけていた。
現状のマシンでは全然勝機は見込めないのは分かっていたがとりあえず大会に出席してまずは実績作りが重要だと思っていた。
そのうち興味を持ってくれた人が集まってきてくれたら、と考えて虎視眈々と一人で準備をしてきたわけだ。
しかし私が見ていた中では特に募集がかかることはなかったため「今年も延期か...」などと考えていた。
しかし最近どうかなと思って調べてみると申込期間を過ぎてしまっていた。
なんで!!!
と思ったがそれよりも衝撃的なことが書かれている。
「エコデンレースは今回の大会をもちまして終了予定です。」
え?
いや、まさか(´_ゝ`)
「27年間、全国よりたくさんのご参加・ご協力を賜り、誠にありがとうございました。」
う~ん
本当みたいだな?
ということですべてパァ( ᐛ)
いや、そんなことはない。
が、この車両はどうしたもんかなと考えていた。
実はエコデン以外にもワールドエコノムーブ(通称WEM)というものがある。
これも当然エコデンをやるにあたって考えてはいた。
ではなぜエコデンに出場するつもりであったのかというと、エコデンの方が決まった場所で毎年開催されておりコースもほぼ同じで、出場するチームも上位陣は大体決まった強豪がおり、年々周回数が伸びていくのが予想しやすかったので自分の実力が今どのくらいにあるのか図りやすかったからである。
しかし、開催終了となったいま、向かうはWEMしかない。
まあ最初に書いた通りで何かしらの大会に出たという実績さえあればまずは成績などはあまり気にしていないが。
とは言え寂しいものだ。
エコデンレースは私の青春の一部であった。
高校生の頃はエコデン一筋といった感じで打ち込んでいた。
毎日授業が終わればみんなで部室に集まって車両を作って走らせてタイム計測してデータを解析して~~~といった感じであった。
部室はボイラー室である。
というかそもそも部ではなく同好会だったし。
部活動よりも金がないので作るにも四苦八苦していた。(いい材料が使えなかった)
「貧乏なめんなよ!」という気持ちだけで突っ走っていたけどその中にある工夫やアイディアは自分にとって代えがたい価値を与えてくれていた。
そういった感じがとても楽しかったなぁという思い出があり、今でもその影を追いかけてしまう。
その青春が一つ、なくなってしまったのだなと感傷に浸る。
おそらくWEMは車両規定も厳しいのかもしれないな~と思っている。
エコデンの場合はデザイン賞などもあったので奇抜な恰好の遅い車両がコースをゆっくりと走るさまなどとても面白く、一つの風物詩的な要素も兼ねていた。
私の車両もそういった枠のふりをしながらしれっと走って徐々に記録を伸ばしていこうと考えていたのだが。
ともすれば今の車両で大会出場が難しい場合は今後の活動は断念しなければならない。
もしくは大会出場せず電動自転車で街中を走りまわり警察の御用になる未来しか見えない。
何はともあれエコデンレース終了のお知らせでした。
以上